2017年07月29日

オーニング

 


愛知県の尾張部では風習らしい。多くの喫茶店で朝、珈琲を注文すると、パン、ゆで玉子、ヨーグルト
などのサービスがある。過剰なサービス合戦が繰り広げられている。

 この風潮にストップをかける動きも出て来ているようである。ある店ではモーニングは出さない店もあ
るし、モーニングを取らない人は料金が安くなる店もあると聞いている。朝食は必ず摂る我が輩には
モーニングは不要。メタボにはなりたくないからモーニングは辞退している。

 時間にゆとりがあるときにはパートナーと時々喫茶店に出かけることがある。この店は静かな雰囲気
でゆったりした雰囲気でくつろげるので気に入っている。昨日、モーニングを注文してみた。もちろん別
料金である。アン付きのトーストに野菜サラダ、それにミニスープ。このミニスープがなかなか旨い。帰り
がけに中身を確認。

 パートナーが夕食時に作って出してくれた。間違いなくこの味。簡単に作れるスープ。レパートリーが増
えたとホクホク顔。時には味覚を楽しみにモーニングも良い物だと痛感。  

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2017年03月12日

生き延びる

 昨日も今朝も新聞には東日本大震災の報道記事で一杯。NHKテレビも特集を組んでいる。被害
が甚大であったことに加え、原発の事故が加わり、復興が完全に遅れてしまっている。

 愛知県では東海地震の発生を視野に入れて、以前から減災教育が盛んに実施されていた。今で
は何処の自治体でも防災リーダーたちが、減災教育にボランティアとして活動している。

 最近は、東海地震、南海地震、東南海地震が連動して起きる可能性があると、さらに防災力を高
める広報がなされている。飲料水、食料も各家庭で備蓄が当たり前になっている。我が家では、飲
料水は500mlを1ケース。食料は缶詰、インスタント麺など、2人分には十分な量を確保している。家
の耐震化も一応できている。テント、寝袋など野外生活ができるよう準備はしてある。

 飲料水意外にも生活用水が多量に必要であることは十分理解している。井戸を掘り、生活用水は
十分くみ上げることができる水量が出ている。震災で井戸水が涸れなければの話ではあるが…。問
題は老夫婦の生活。自力で難を逃れることができるかどうか。運を天に任すだけではいけないと、防
災関連の読書にも時には目を通すように心がけてはいるが。東日本大震災の教訓を生かすかどうか
は我々の問題。

  

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2017年01月31日

美術サスペンス

 

 美術関係のサスペンスを1番始めに目にしたのは学生時代だった。松本清張の作品であった。
その後、トマス・ホーヴィングの「名画狩り」であっただろうか。贋作を扱った作品であった。

 最近では「暗幕のゲルニカ」、「楽園のカンヴァス」。どちらも原田マハさんの作品である。大変興
味を持って読んだ。美術関係の資料を参考にしながら、登場する作品や画家を調べる。これが面
白い。

 この方の作品に興味を持ったのは、随分前のことである。本の題名は忘れたが、ある画家の作品
が登場していた。これが随分気に入った。その後、日曜美術館に登場されたことにより一層関心を
持つようになった。彼女は美術の専門家。キュレーターとしても活躍されていた。我が輩は美術館巡
りが好き。だが、専門的な知識はゼロ。それでも著者の作品は楽しく読める。

 最近、「サロメ」が出版された。これも是非読んでみたい。サロメの絵画はいくつかあるが、恐らく、
モローの作品を指すのではなかろうか。かような作品が大好き。  

Posted by mc1543 at 18:03Comments(0)TrackBack(0)読書

2017年01月22日

春の訪れ

 
大寒が過ぎたばかり。寒さが最も厳しい昨今である。朝、庭の水道は当然凍っている。

 庭に犬を放つと用を足し、すぐにハウスに戻る。寒さを感じるのは犬も同様。

 決して広くはない庭ではあるが、カリンの木に芽吹きが昨日
辺りから認められるようになってきた。我が家の春1番お便り
である。今日の午後、蕗の薹を見つけた。我が家の庭には
春の便りが確実に届いている。

 寒さは節分を過ぎても厳しい年もある。暖かさを感じるのは
まだまだ先。でも今夜は、たった1つの蕗の薹であるが、春の
香を楽しむことができそう。もちろん日本酒で。  

Posted by mc1543 at 15:20Comments(0)TrackBack(0)気づいたこと

2016年12月31日

カランコエ・ラウヒー


 年末年始は、植物の色彩が乏しい。自然の豊富な色彩が室内にもほしい。

 多肉系の鋸葉を持ったこの植物。パートナーが1枚の葉を戴いてきた。琉球を旅した折、余り
にも美しいので採ってきたとマスター。

 葉を差しておいたら、よく伸びること。寒さには弱いだろうと11月から室内で育てている。まだ
咲き始めではあるが、開花した。花の形状からカランコエ・ラウヒーと判断。

 草丈は40cmほど。夫婦二人の生活に、室内にまた植物が増えた。淡い色とても素敵だ。気
に入っている。ネットで花言葉を調べると、「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを
守る」「おおらかな心」とある。少し増やしてみようと考えているが。

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Posted by mc1543 at 15:37Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2016年12月14日

アクア・トトぎふ

 この水族館がオープンしてから、ずーっと関心を持っていた。だが、
なかなか行く機会が訪れなかった。昨年末、思い切って出かけた。

 最上階まで上がり、スロープを降りながら水生生物を観察。足の
悪い僕にはちょっぴり苦しいが、それでも随分楽しめ、興味が湧い
た。この水族館に魅力を感じた。

 年間パスポートなるお得なカードがあることを知り、早速購入。1年
経った今月初め、パスポートを更新した。1年間に5回、夫婦で訪れ
ることができた。水の中の生態。これは水族館がやはりいい。野生の
オオサンショウウオはひるがの高原で、モリアオガエルの産卵は郡上
で自然の状態で若い頃観察している。だが、魚類になるとさっぱり。

 爺婆の勉強がこの水族館で始まった。行けば必ず何かの発見があ
る。給餌時間があるので、食物連鎖の凄さは未だに遭遇はしてはいな
い。ゆったりと泳ぐ魚たち。それは悠久の時間を過ごすことができるよ
うになった我が身のような気がするが。  

2016年11月30日

犬との生活

 現在、我が家には2匹の犬が居る。高齢になってしまったラブラドール犬の雌「ショコ」とまだ若い
柴犬雌「さくらどちらも元気で、よく庭で遊んでくれる。

 庭で遊ぶのは、朝夕の2回。散歩は夏場は夜。それ以外の季節は日中に散歩に連れて行く。さく
らは体小さいので、すれ違う人によく「カワイイィ~!」と言って遊んでもらえる。散歩している「さく
ら」を待っておられる方も。

 僕には幼い頃から犬がいた。それが当たり前の生活。犬はずーっと柴犬。名前は息子が犬と遊ぶ
ようになってから、「ジョン」となった。「ジョン4世」がなくなってから、再びわが輩が飼い主に。和名
「さくら」と命名。恐らくこれが最後の犬の友になるだろう。

 子供の頃から、うさぎ、犬、猫、鶏、鳩などを友として育ってきた。その影響だろうか。我が子も動物
との同居生活が当たり前になっている。息子は孫が気に入りのチワワ、娘は2匹のミニピンを育てて
いる。家族は少ないが、年末年始には、犬も集まりとても賑やかな大家族に?

  

Posted by mc1543 at 15:32Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2016年11月24日

七五三

 23日は勤労感謝の日。水曜日は息子の仕事がオフ。孫の健やかな成長を託して神社へ
出かけた。かような親子連れが一杯。この健康を願う親の姿が微笑ましい。

 祝詞が述べられている間に、着崩れしてしまうような子もいる。泣きじゃくる子もいる。幼い
子にとっては辛い時間であることには今も昔も同じ。

 我が家も爺婆出席に命令に参列。息子夫婦の住まいの近くの「伊奴神社」に参拝した。こ
の神社には面が飾ってあった。能舞台がある様子は見当たらない。以前には演じられてい
たのだろうか。

 ‌この神社、意義と立派。何か魅力が神社である。大勢の人が来ているにもかかわらず、落ち
着いた雰囲気が気に入った。


  

Posted by mc1543 at 14:55Comments(0)TrackBack(0)気づいたこと

2016年11月19日

どんな歴史が

 北名古屋市の旧西春地域には弥勒寺、法成寺、宇福寺と寺の名前が付いた部落がある。また、
八之坪、九之坪と条里制の名残らしき名前が残っている。

 歴史は余り好まないので、どうして寺の名前が付いているのか調べたこともない。弥勒寺は本当
にお寺が存在していたという話を聞いたことがあるのだが。

 昨日、円空仏を尋ねて関市へ出かけた。駐車場には「弥勒寺」の名前が付いている。入り口には
円空仏が並んでいた。ここから、円空館までの竹藪の道の途中に遺跡があった。弥勒寺というお寺
の国指定の遺跡のようだ。相当大きなお寺であったらしい。

 円空仏を尋ねて出かけたが、竹林の中で、古を偲ぶことに。古代ロマンが脳内のアドレナリンを刺
激したようだ。北名古屋には古墳があり、調査は行われている。早い時代からこの地に居を構えた人
がいたのだ。調べれば面白いかも?

  

Posted by mc1543 at 09:56Comments(0)TrackBack(0)気づいたこと

2016年11月12日

街中にも秋の風情が

 近隣の公園では素敵に色づいた葉が目に付く。街路樹の色変わりを目にして車を走らせてのは
とても気分が良い。まさに晩秋の美。

 落葉するのは12月。車の風圧を受けて舞い上がる木の葉も初冬の風情が。

 我が家にも晩秋の気配を楽しまさせてくれる木がある。今年は寒さが急に訪れたからか、ジュン
ベリーの紅葉が素晴らしい。朝日に当たる葉を見るのが、最近の楽しみ。

 間もなく落葉する。落ち葉を集めて木下に溜めておく。サクラ、柿、ジュンベリー。それぞれが色変
わりをして落ちてくる。落ち葉の色彩に魅せられ手を伸ばすのも初冬の楽しみ。季節の推移の素晴ら
しさを街中や我が家の庭で満喫。


  

Posted by mc1543 at 11:30Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2016年10月29日

若き頃

 









 我が輩は残念ながら古希を迎えた老人である。「ケンジィ」と孫は呼ぶ。だが、成長できていないと
言われるかも知れないが、気分は青年である。

 戦後生まれで、戦争体験はない。だが、戦争が人の心を疲弊し、家庭を壊す。愚かな行為である
ことは知っている。8月になれば、テレビや紙面は戦争関連の報道ばかりである。悲惨な戦争を次
世代に伝えようとの配慮らしい。

 配慮は有り難いが、毎年、数日間も映像・文字で流されると感覚が麻痺してしまう。一種のマイン
ド・コントロール。これが僕には怖い。読書の秋と言われる今秋、若い頃に呼んだ関連の作品を、わ
ざわざ再度文庫本を購入して読んだ。戦争体験はないが、若い人にこんな本があるよと紹介できれ
ば、それでいい。どちらも心に刺さる素晴らしい本である。

 争いごとには絶対巻き込まれたくはない。だが、世界情勢は妖しい雰囲気。守るだけならいいが、
巻き込まれでもしたらと雲行きが怪しい国会。老いても戦争は反対。核兵器は反対。原子力発電も
反対。これも、老いから来る頑固さと断言できますか。
  

Posted by mc1543 at 11:20Comments(0)TrackBack(0)読書

2016年10月15日

フラワーパーク江南

 好天に恵まれ今日。行楽に出かけた人が多かったのではないだろうか。我が爺婆も陽気に誘わ
れ、車で出かけた。近場で植物観察を目的に、スマホとデジカメを持参。

 先日、中日新聞でフラワーパークの新種睡蓮の命名が決定とのニュースが掲載されていた。コス
モスも期待できるし、ハロインの装いも期待できる。

 池の周りの睡蓮のにはやはり多くのファンがカメラ持って待ち構えている。リタイヤー世代が圧倒
的に多い。若い人は子連れで広い園内で思い思いに遊んでいる姿が。また、犬を連れて散歩の愛
犬家も。犬種は多様であった。

 命名された「キソサンセンブルーアイズ」の周囲はカメラを持った人で賑わっていた。花経大きく立
派なだった。人気が出るわけだ。園内のあちこちにハロインの飾り付けが目に付いた。子供たちが
喜びそう。駐車場は一杯。早目に出かけてべし。楽しい一時を過ごすことができた。

  

Posted by mc1543 at 19:06Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2016年10月08日

バロック

 広辞苑で調べると17世紀初頭から18世紀に全ヨーロッパを風靡した芸術上および文学上の
様式」と記されている。日頃、バロック音楽、バロック様式の建築などと当たり前に使っている。
中学の社会か高校時代に世界史でこの言葉を学んだ程度。恥ずかしい話だが、今日までその
語源は全く知らなかった。

 昨日、岡崎市美術博物館へ出かけた。ここのニュースとして「アルカディア」が発行されている。
一般人の我々には、知識のの宝庫となり得る雑誌である。出かける度に戴いてきて、自宅でゆっ
くり目を通す。

 68号には今回の特別企画展「ブリューゲルとバロックの巨匠」について、高見翔子さんの解説が
記されている。大変興味ある内容である。この中に、バロックの語源について記されている。「バロッ
ク」とは本来ポルトガル語で「歪んだ真珠」を意味する「Barroco(バロッコ)」に語源を持ちます。つま
り、「バロック」という言葉は当時、イタリヤ・ルネッサンスに対し、規則から外れた美術を指す蔑称と
して用いられてきました。」とある。

 これを読んで知識が随分広まった感じがする。多くの美術館が定期刊行物として無償で配布してい
る。展示会がより理解できるだけでなく、その周辺までも情報が得られるのは大変有り難い。美術関
係の出版物の情報も、読書の役に立つ。「アルカディア」は魅力的な美術情報誌だ。ネット見えるのも
有り難い。

  

2016年09月12日

仰げば尊し

 こんな題名のテレビ番組が数ヶ月前から始まった。ブラスバンドに関係する番組との情報につられて、大して面白くもない
番組に最後まで付き合う羽目に。昨夜、終了。

 50年以上前になるが、中学・高校とブラスバンドに所属し、へたくそな音を出して部活を楽しんでいた。我が校のブラスバンドは中学生と高校生で編成。それでも20人ほどの部員。もっぱら、野球の応援や運動会、文化祭だけでの活動。得意の楽器はホラ。楽器の音色は三流以下、だが、ホラだけは一流ではなかったかと自認しているが…。

 同級生はたったの二人。バリトンを吹くS君。高校2年生まで頑張った。彼とは違う進路をたどったが、大学の県大会でグラ
ンドでバッタリ顔合わせ。彼とは不思議な縁であった。彼とはヒット歌謡曲を採譜してこっそり楽しんだこともある。また、
クラブが終わって帰宅するとき待っていてくれる人が居た。僕には青春の思いがブラスバンド活動に濃色されている。

 
 部活の思い出に耽りながら観た「仰げば尊し」。弟も同じ学校でサックスを。娘は地元校にてフルートでブラスの音色で青春
を謳歌。共通の思いが我が家には残っている。番組の内容は、実話を元にしたとの前評判。番組で登場するヤンキーチックな高校生たち。あれほど荒れている高校が本当にあるのだろうかと疑問を感じた。まぁ~、面白くするためだろうと推測。青春のかすかな記憶が蘇ったことは事実。ブラスの音色は僕の青春であったことをこの番組で再確認。今では楽器こそ吹かないが、ホラ吹きだけは健在。アァ~ 情けない。
、  

Posted by mc1543 at 11:53Comments(0)TrackBack(0)

2016年09月09日

第50回大和塾市民講座

 10年前に市民の有志で始めた勉強会。10年目の9月第50回市民講座を最後に幕を閉じさせていただく。

 最初は講師の謝礼は無料。市民の勉強会ならばと無料で結構ですと。無謀な船出であった。だが、回を重ねるにしたがって、講師料が払える余裕ができてきた。聞きに来られる方も100名を超えだした。

 定例会に参加するメンバーも増え、講座の案内のチラシも郵送800通を超えるまでに成長した。市民活動課や市国際交流協会との共催ができるまでになった。

 10年の年月は長い。還暦だった我が輩もつい先日、古希を迎えた。講師の選出や会計も苦痛になり始めた。会員のメンバーが潮時と感じ始めた。9月24日(土)北名古屋市文化勤労会館にて14時から大ホールで姜先生を迎えて最後の勉強会を開催する。入場無料。どなたでも参加できます。

  

Posted by mc1543 at 19:19Comments(0)TrackBack(0)

2016年08月08日

田舎気分

 生まれたときから、便利なところに住んでいたようである。駅まで数分。通学・通勤は便利で本当に有り難かった。雨の日には特に近いメリットを感じたものである。

 10年ほど前、震災対策で庭に井戸を掘った。凄く水が出るので、電動ポンプと手動ポンプを併用していた。水遣りはもっぱら電動ポンプを利用していた。

 最近、年齢を重ねるにつれて時間的な余裕が出て来た。もっとゆったりした生活も楽しいのではと。家庭菜園を始めた。狭い庭であるが、できる限り自給できないかと。そして散水も手動ポンプ(ガチャポン)でで給水し、如雨露で散水をするように心がけている。

 最近の暑さは異常。この田舎風生活により、水遣りだけでもたっぷりの汗をかくことができる。少々体重減少で多量の汗も爽快。田舎気分の生活は結構面白い。

  

Posted by mc1543 at 18:37Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2016年06月24日

音を楽しむ



 音楽のことは知らない。だが、耳をくすぐる音、美しいと感じる曲がある。

 ラジオ放送で楽しんだものである。それがステレオへ。レコードやCDに手を出すように。さらに生の音を楽しむことへと変わっていった。
 
 わが町には名古屋藝術大学という大学がある。ずいぶん以前からあるようであるが、残念ながら詳しいことは知らない。

 歳を重ねるにつれて、夜名古屋まで出かけるのが少々苦痛になり出した。でも、音は聞きたい欲望は低下しない。近隣にあるではないか。しかも、日中に。ここ数年、この大学で行われる演奏会があれば、出かけるようにしている。しかも無料。結構、同年配の多くの方がここでの演奏会を楽しんでおられる。
  

Posted by mc1543 at 09:07Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2016年06月15日

言葉の贅肉

 
 
伊奈かっぺい著 岩波書店刊 愛知県図書館蔵

  知人がフェイスブックでこの本を紹介していた。「言葉」に関する本は意外と面白い。使い方を間違えていたり、意外な語源があったり、話のネタになったり、重宝することがある。

 日本語と言えども地方で使われる言葉でわからないことが数多くある。学生時代、指宿で道に迷い畑をしてる女性に尋ねた。さっぱりわからず、途方に暮れたことがある。天童市にボーイスカウト関係の知り合いの指導者がいる。彼の言葉は意外と理解できた。同じ東北でも津軽は難解。

 小さな日本。言葉文化は多様。尾張弁を日常語とする我々には、理解しやすい地方語とそうでない語がある。この本は津軽弁が紹介されている。少しは馴染んでみるかと鼻息は荒かった。「えくぼ」の詩が実にいい。ワープロで打ち、字を大きくして印字。音読大好きオッサン。何度も読んですらすら読めるまでに。

  だが、読み方は標準語に近い尾張弁らしい。津軽弁を楽しんで貰うためには、録音したファイルをダウンロードできるようにして欲しいと感じた。こちらのテレビではリンゴ農家のおじさんが話す言葉には標準語のテロップが流れる。実に楽しく,面白い本。 僕は津軽弁に近い言葉で音頭を楽しみたいのだが……。  

Posted by mc1543 at 17:08Comments(0)TrackBack(0)読書

2016年06月14日

紫陽花



















 先日、江南市にある音楽寺を訪れた。この寺は円空仏とアジサイで有名な古刹。アジサイ祭りが開催される週末は大変な混雑。と言うわけで、狙いは月曜日の朝。 それでも、既にカメラを手にした人が散策してレンズをアジサイに向けてみえた。

 目にしたことのないアジサイが最近多いことに気づいた。特にガク片の艶やかな色彩に驚いた。アジサイはどちらかと言えば、侘び・寂びの雰囲気の色彩が好まれていた。 今日では真っ赤なガク片を持つアジサイに人気があるようだ。

 各地で、アジサイ祭りがたけなわ。きっと、驚くような色彩のアジサイに出会えるかも?
  

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2016年05月31日

奇跡の人

原田マハ著 双葉社刊 北名古屋市東図書館蔵

  この人の作品は気に入りである。すべてを読んだわけではないが、難しい本の間に、楽しみとして目を通している。いつも読後、なぜか満足感がある。それが魅力であろうか。頭休めの本をと探していたら、この本が目に飛び込んだ。「原田さんがへレンケラーの小説?」と一瞬、脳裏に閃いた。気に入りの作家だからこれと決めて借りてきた。

 時は明治、所は青森県弘前。「盲目で、耳が聞こえず、口も利けない」という3重苦の少女レンのため、アメリカ帰りの旧幕臣の娘・安が教育係として招かれた。この3重苦の少女が気品と尊厳を備えた人として生きることを目標として、壮絶な指導が行われる。安の指導を妨げるのは、親、兄弟、お手伝いたち。大人達は都合のよい子に仕向けようとする。それが少女の心を閉ざしてしまう。現代の親毒。人と人が接し得るようにと「言葉」を教える。3重苦の少女にどのように教えるか読者を惹き付ける。

 現在では、高齢出産の影響でか、多動児が多いと聞く。それでも、指導法によっては人として活躍できる子になるかも知れない。作者は子どもは無限の可能性を有すると、この本で訴えている。

 歳をとると、涙腺がもろくなるという。恥ずかしい話ではあるが、この本を読みながら、何度涙を流したことだろうか。子どもの指導現場で働く人は是非読んで欲しい。可能性が見つかれば、教師冥利に尽きるではないか。
  

Posted by mc1543 at 15:05Comments(0)TrackBack(0)読書