2016年10月29日
若き頃
我が輩は残念ながら古希を迎えた老人である。「ケンジィ」と孫は呼ぶ。だが、成長できていないと
言われるかも知れないが、気分は青年である。
戦後生まれで、戦争体験はない。だが、戦争が人の心を疲弊し、家庭を壊す。愚かな行為である
ことは知っている。8月になれば、テレビや紙面は戦争関連の報道ばかりである。悲惨な戦争を次
世代に伝えようとの配慮らしい。
配慮は有り難いが、毎年、数日間も映像・文字で流されると感覚が麻痺してしまう。一種のマイン
ド・コントロール。これが僕には怖い。読書の秋と言われる今秋、若い頃に呼んだ関連の作品を、わ
ざわざ再度文庫本を購入して読んだ。戦争体験はないが、若い人にこんな本があるよと紹介できれ
ば、それでいい。どちらも心に刺さる素晴らしい本である。
争いごとには絶対巻き込まれたくはない。だが、世界情勢は妖しい雰囲気。守るだけならいいが、
巻き込まれでもしたらと雲行きが怪しい国会。老いても戦争は反対。核兵器は反対。原子力発電も
反対。これも、老いから来る頑固さと断言できますか。
2016年10月15日
フラワーパーク江南
好天に恵まれ今日。行楽に出かけた人が多かったのではないだろうか。我が爺婆も陽気に誘わ
れ、車で出かけた。近場で植物観察を目的に、スマホとデジカメを持参。
先日、中日新聞でフラワーパークの新種睡蓮の命名が決定とのニュースが掲載されていた。コス
モスも期待できるし、ハロインの装いも期待できる。
池の周りの睡蓮のにはやはり多くのファンがカメラ持って待ち構えている。リタイヤー世代が圧倒
的に多い。若い人は子連れで広い園内で思い思いに遊んでいる姿が。また、犬を連れて散歩の愛
犬家も。犬種は多様であった。
命名された「キソサンセンブルーアイズ」の周囲はカメラを持った人で賑わっていた。花経大きく立
派なだった。人気が出るわけだ。園内のあちこちにハロインの飾り付けが目に付いた。子供たちが
喜びそう。駐車場は一杯。早目に出かけてべし。楽しい一時を過ごすことができた。
れ、車で出かけた。近場で植物観察を目的に、スマホとデジカメを持参。
先日、中日新聞でフラワーパークの新種睡蓮の命名が決定とのニュースが掲載されていた。コス
モスも期待できるし、ハロインの装いも期待できる。
池の周りの睡蓮のにはやはり多くのファンがカメラ持って待ち構えている。リタイヤー世代が圧倒
的に多い。若い人は子連れで広い園内で思い思いに遊んでいる姿が。また、犬を連れて散歩の愛
犬家も。犬種は多様であった。
命名された「キソサンセンブルーアイズ」の周囲はカメラを持った人で賑わっていた。花経大きく立
派なだった。人気が出るわけだ。園内のあちこちにハロインの飾り付けが目に付いた。子供たちが
喜びそう。駐車場は一杯。早目に出かけてべし。楽しい一時を過ごすことができた。
2016年10月08日
バロック
広辞苑で調べると17世紀初頭から18世紀に全ヨーロッパを風靡した芸術上および文学上の
様式」と記されている。日頃、バロック音楽、バロック様式の建築などと当たり前に使っている。
中学の社会か高校時代に世界史でこの言葉を学んだ程度。恥ずかしい話だが、今日までその
語源は全く知らなかった。
昨日、岡崎市美術博物館へ出かけた。ここのニュースとして「アルカディア」が発行されている。
一般人の我々には、知識のの宝庫となり得る雑誌である。出かける度に戴いてきて、自宅でゆっ
くり目を通す。
68号には今回の特別企画展「ブリューゲルとバロックの巨匠」について、高見翔子さんの解説が
記されている。大変興味ある内容である。この中に、バロックの語源について記されている。「バロッ
ク」とは本来ポルトガル語で「歪んだ真珠」を意味する「Barroco(バロッコ)」に語源を持ちます。つま
り、「バロック」という言葉は当時、イタリヤ・ルネッサンスに対し、規則から外れた美術を指す蔑称と
して用いられてきました。」とある。
これを読んで知識が随分広まった感じがする。多くの美術館が定期刊行物として無償で配布してい
る。展示会がより理解できるだけでなく、その周辺までも情報が得られるのは大変有り難い。美術関
係の出版物の情報も、読書の役に立つ。「アルカディア」は魅力的な美術情報誌だ。ネット見えるのも
有り難い。
様式」と記されている。日頃、バロック音楽、バロック様式の建築などと当たり前に使っている。
中学の社会か高校時代に世界史でこの言葉を学んだ程度。恥ずかしい話だが、今日までその
語源は全く知らなかった。
昨日、岡崎市美術博物館へ出かけた。ここのニュースとして「アルカディア」が発行されている。
一般人の我々には、知識のの宝庫となり得る雑誌である。出かける度に戴いてきて、自宅でゆっ
くり目を通す。
68号には今回の特別企画展「ブリューゲルとバロックの巨匠」について、高見翔子さんの解説が
記されている。大変興味ある内容である。この中に、バロックの語源について記されている。「バロッ
ク」とは本来ポルトガル語で「歪んだ真珠」を意味する「Barroco(バロッコ)」に語源を持ちます。つま
り、「バロック」という言葉は当時、イタリヤ・ルネッサンスに対し、規則から外れた美術を指す蔑称と
して用いられてきました。」とある。
これを読んで知識が随分広まった感じがする。多くの美術館が定期刊行物として無償で配布してい
る。展示会がより理解できるだけでなく、その周辺までも情報が得られるのは大変有り難い。美術関
係の出版物の情報も、読書の役に立つ。「アルカディア」は魅力的な美術情報誌だ。ネット見えるのも
有り難い。