2018年06月30日

老いを愉しむ

 年金生活であるから、現役時代と異なり、金銭的には窮屈になる。だが、時間のゆとりは
実に豊かである。今春から、夫婦ともに毎日が日曜日。

 この豊富な時間なる資源を無駄にはできぬと、現役時代に余りできなかったことに費やすことに。
市が開催する講座には積極的に参加。近くで安価に勉強できる。いい刺激になる。夫婦で同じ講座
には参加しない。講座の内容を聞く楽しみが半減するからである。

 美術館や博物館巡りが好きである。二人でよく出かける。今月は7日間展示会に参加した。様々な
分野の展示を目にした。見終わった後は、コーヒー・ショップで休憩。気に入りの作品や展示方法に
ついてコーヒーの香を楽しみながら語り合う。

 ともに70に近い生活歴。夫婦関係が空気的存在にならぬよう、語り合える話題作りを考えて生活
している。気分だけでも「老いの青春」を愉しみたい。  

2018年06月23日

うるおい

 アジサイが最も映える梅雨時。我が庭にも3種のアジサイが老いの目を楽しませてくれている。梅
雨が明ければ、剪定をしなければならない。植物にもそれなりに愛着を持って育てている。

 最も可愛い時期の幼児の両親による虐待死、新幹線殺人事件、看護師殺害事件。殺伐とした事
件が続いて発生している。何処かおかしいと感じるのは僕だけではないだろう。

 生あるもの慈しむ心は本来誰にも備わっているはず。これらの事件を起こした人には備わってい
ないのだろうか。新幹線では刺された女性を救おうと勇敢にも立ち向かった人もいる。

 最近の事件報道から、殺伐として人の心に潤いが欠如している気がしてならない。車内の優先席
でスマホに興じる学生や若者。目の前に杖をついてる人が立っているのに知らぬ顔。大地を潤す空
からの恵み。人の心に今こそ潤いの水が必要ではなかろうか。一滴の水で冷静に判断・行動しあい
もの。  

Posted by mc1543 at 12:27Comments(0)TrackBack(0)気づいたこと