2017年01月31日

美術サスペンス

 

 美術関係のサスペンスを1番始めに目にしたのは学生時代だった。松本清張の作品であった。
その後、トマス・ホーヴィングの「名画狩り」であっただろうか。贋作を扱った作品であった。

 最近では「暗幕のゲルニカ」、「楽園のカンヴァス」。どちらも原田マハさんの作品である。大変興
味を持って読んだ。美術関係の資料を参考にしながら、登場する作品や画家を調べる。これが面
白い。

 この方の作品に興味を持ったのは、随分前のことである。本の題名は忘れたが、ある画家の作品
が登場していた。これが随分気に入った。その後、日曜美術館に登場されたことにより一層関心を
持つようになった。彼女は美術の専門家。キュレーターとしても活躍されていた。我が輩は美術館巡
りが好き。だが、専門的な知識はゼロ。それでも著者の作品は楽しく読める。

 最近、「サロメ」が出版された。これも是非読んでみたい。サロメの絵画はいくつかあるが、恐らく、
モローの作品を指すのではなかろうか。かような作品が大好き。

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