2019年06月29日

再読 遠雷と蜜蜂


 小説は図書館で借りて読むことが多い。本が増えすぎることと、整理に大変なことが主な理由である。もちろん、懐寂しい年金族の宿命かも知れぬが。

 今年は四月末からの10連休と騒がれた。何処へ行っても混雑は避けられないだろうと、いつでも読めるように「積ん読本」として文庫本を買っておいた。村上春樹著「騎士団長殺し」全4巻と,恩田陸著「遠雷と蜜蜂」全2巻。

 後者は初めって知った著者。図書館では貸出待ちの状態。相当な人気らしい。どちらも読んでしまった。どちらも魅力的な本であったことは事実。買っておいてよかったと思っている。「観蜂と遠雷」は現在2度目になる。それほど魅力的な内容であったである。

 ホールで聞く音楽。生で聞く音は別格。その魅力に誘われ、聴きに出かけることがある。ピアノコンテストの現状を厳しい眼で追っている。だが、音楽とは自然の贈り物として捉えようと作者は考えているようだ。その考え方にとても共感し、再読を愉しんでいる。恩田さんの本は図書館で借りて読んでみる気になっている。

  

Posted by mc1543 at 09:29Comments(0)TrackBack(0)読書

2019年06月22日

今時の野菜

 子供の頃、野菜を生で食べる習慣はなかったと思う。野菜は鍋に他の食材と一緒に煮て食べたような気がする。味は醤油に鍋に入れた食材の出汁で当時は美味しく食べていた。

 学生時代になると、生協の食堂のメニューはキャベツの千切りに揚げ物が主流。この時代でも生で食べられる野菜は実に少なかった。野菜嫌いは当然多かった。

 ここ数年で、生で食べることができる野菜がずいぶん多くなった。生産農家の努力で種類が豊富に出回るようになった。また冷蔵庫の進化も大きく貢献している。さらには、生野菜用のドレッシングが随分充実してきた。

 同じ野菜でも、ドレッシングを変えるだけで、1週間は確実に変化のある食事ができる。今では毎食生野菜を愉しんでいる。特別に健康志向で生野菜を食べているわけではない。刺身、焼き魚、煮魚も肉も好んで食べる。幸い歯は丈夫。生野菜をボリボリ食べることができる。長生きし過ぎて迷惑がかかるかな?
  

Posted by mc1543 at 11:28Comments(0)TrackBack(0)日々の生活

2019年06月20日

小さな日記

 
 これは「中日新聞」の尾張版に連載で掲載されている記事である。近隣の小学6年生が将来の職業について記した作文である。 

 教壇で小学生を指導したことはないが、長いことボーイスカウトの指導者として小学生年代と接触したこと経験がある。夏の長期キャンプともなれば、当然悩みや将来の夢を聞くことも多々ある。

 紙面で紹介されている日記の職業は、主には昔と基本的には変化がないようである。ただ、カタカナの職業が多くなったこと、職業が随分バラエティーに富んでいるように感じられる。

 6年生にもなると、「将来の夢」と題して作文を書かされた記憶がある。僕にも夢あり、書いたことを未だに鮮明に記憶している。それなりに努力し随分接近した。だが、夢を叶えることはなかった。目標に向かって努力した青春時代。それでよかったと今では感じている。
  

Posted by mc1543 at 12:58Comments(0)TrackBack(0)日々の生活